法律と規制

散骨については、法務省が1991年に「葬送のための祭祀として節度をもって行われる限り遺骨遺棄罪（刑法190条）に違反しない」との見解を示しているように、「節度をもって行われる限り」自由に行うことができます。
陸地の場合は、指定された場所以外への散骨はできませんが、海洋の場合は散骨に関する厳格なルールや法律がないため、公的機関への手続きや申請などは原則必要ありません。ただし、ご遺骨の身元確認として埋葬許可証の提出が求められる場合があります。
また、現在お墓に入っているご遺骨を散骨することもできますが、その場合にも別途改葬許可証が必要になる場合があります。
Eternal Seaでは、こうした法律上のお手続きはもちろん、お墓が遠方にあって管理が大変な場合など、お墓の維持管理に関するご相談や、墓じまいのお手伝いなどもできますので、お気軽にご相談ください。
自治体によっては、散骨できる場所を制限している条例もありますので、節度違反やマナートラブル防止、安全性、環境保全の面からも、個人で勝手に行うのではなく、専門業者にご依頼いただくのが安心です。